大人のADHDは注意力の欠如が目立つ
教育の現場では、ADHDの子どもたちへの配慮が進んできました。
25年程前は小学校に入学するときに「うちの子は、小児科や教育大学の教授にADHDと言われています」と告げても、「それって、何ですか」と、どういった障碍なのかよく分からない教師や、初めて聞く病名だという教師も少なくありませんでした。
それが、今ではこういう子供たちへの接し方などのマニュアルも出来ています。
ところが、職場ではどうでしょうか。
大人にもこういった障碍があるという認識は、まだまだ浅いようです。
大人の場合は、子供とは少し違った特性が見られます。
注意力や集中力が欠如していて単純ミスが多かったり、物をすぐに無くしてしまって探してばかりいたり、片付けるのが苦手だったり、段取りが悪くて仕事を先延ばしにしてばかりだったり、約束を守れなかったりします。
これでは社会人として失格と言うレッテルを貼られてしまいがちです。
しかしADHDの中にはノーベル賞を受賞している人もいます。
好奇心が旺盛で頭の回転が速い人も多いです。
周囲の目を気にせずに決断を下したり、突進する行動力もあるので、沈滞した閉そく状況を打ち破ってくれることもあります。